ポータルサイト|保育のお仕事
特別強い思いがあったわけではありませんが、身近に保育を必要とする年の離れた弟がいたこと、その弟と遊ぶ近所の小さな子ども達と遊んだ時間が楽しく、幼少期に保育を体験したことが、保育士を目指すきっかけになったとは思います。
主任保育士になった時、クラス担任ではなく全体の先生という立ち位置となり、子ども達との距離を感じることがありました。その年の卒園式の日に、保護者の方から、「先生の存在が、私と子どもの支えでした」と声をかけていただきました。「園生活の中で、登園を渋る日が何度かあった。無理やり連れて行くのは辛い、仕事を休むわけにはいかないし…そんな時、お休みすると先生寂しがるよ。また明日ねって言っていたね?と話すと、登園する気持ちになり、先生に助けられました。」とのことでした。少しでも力になれたことが嬉しかったです。
桜花こども園では、“やりたい!やってみたい!”の気持ちを大切に、保育室は様々な種類の遊びのコーナーがあり、子ども達が、自分で選んだ遊びを、満足するまで楽しめる環境を構成しています。園庭には、アクティブに遊ぶことを目的とした総合遊具があります。上り棒やボルダリング等、難易度の高い機能が盛りだくさんです。特に雲梯は、20メートルを超える長さを止まらずに進むというコースで、子ども版“SASUKE”のようで見ているだけでドキドキワクワクです。“クリアしたい!”という強い思いで、手のひらにまめを作りながら、何度も繰り返し挑戦する子ども達の姿がたくさん見られます。クリアした時の笑顔は最高です。
どうしても自分で何とかしなければと、肩に力が入ってしまうことが多いと思いますが、できるだけ楽しく保育ができるよう、何事も一人で抱え込まず、園全体で解決していく、困ったことがあれば、どんな些細なことでもすぐに相談できるような関係作りを心がけています。
保育士は、大きな責任が伴う大変な仕事ですが、子どもの笑顔に助けられたり、何度も繰り返し挑戦する姿に励まされたりしながら、やりがいを感じられる素敵な仕事です。
それぞれの園には特色があります。自分に合った園を見つけ、保育の仕事を楽しんでください。